生きがいと日常

お久しぶりすぎです。半透明です。

 

更新しようしようと思って気が付いたら半年経っていた。時の流れは早い。

もはや最近あったことを書こうにもどこから書けばいいのか分からないし覚えてないところも多くあるので適当に思い付いたものから書いていこうと思う。

 

・高校1年生の時は、勉強せずにテストを受けて破滅してもそれがネタになったのでまだ良かったが、2年生になるとこのままでは進学できないのでは無いかと言う危機感が俺の目の前に現れた。勉強をしてみた。

 

1学期中間 数II:17点

1学期期末 数B:16点

2学期中間 物理:29点

 

どうして

 

・部活が徐々に出来るようになってきて、11月の大会に出ることが決まった。学校から1バンドしか出れないということでオーディションライブが校内であります、というのを見て気合を入れていたらオーディションを受けるのが俺たちだけだった。信任投票になった。

オリジナル曲1曲で勝負する。13バンドの中から上位5バンドに入れば中央大会進出。頑張ります。

 

・ヨルシカライブツアー2021「盗作」。

東京公演1日目に参加した。結局ヨルシカ好きになってからライブ参戦まで3年近くかかったとあって、とても楽しみにしていた。人生初ライブ。ホールを揺れ動かすような、鼓動のようなバスドラムの音は今も身体に残っている。

語りと曲との繋ぎが良かった。出来れば真ん中で聴きたかった。(あまり反対側のギターアンプの音が聴こえなかったので)

良い刺激を受けられた日だった。


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・16歳から17歳になった。(10月頭)

誕生日前日までは自分で覚えているのに当日の朝になると忘れているというのをここ3年くらいやってる気がする。もう昔程自分の誕生日が特別なものとして扱われなくなり、普通に学校へ行き普通にバンド練習して帰った。それでも何人かの友達にはおめでとうを言ってもらって、それだけで結構嬉しかった。うちのバンドのベーシストにオレンジオイルを貰った。需要わかってるう。

 

・俺の好きなとあるバンドのメンバーが脱退した。ライブ前日、翌日のライブで最後だという突然の発表だった。

そのバンドを長く知っている訳では無い。寧ろちゃんと追いかけるようになったのは今年から。それでも、ただのバンドに囚われないような、強烈な魅力に俺は惹かれた。

毎週メンバーが2人ずつ出ていたラジオは欠かさず聞いた。お便りを送ったら読んでもらえたり、配信でコメントを読んでもらえたりと、あまり今までなかった距離感がとても楽しかった。

 

そのバンドの10周年ライブ、俺は現地には行けず、それでも配信のチケットを買って楽しみにしていた。

 

発表を見た時、受け入れるのにかなりの時間を要した。まさに病は気からなのか、体調も崩した。どれだけの元気を、生きがいを貰っていたのか。きっと失くしてからじゃないと気付けないんだと、そう思った。

そしてその次に浮かんできたのは、もう全員が揃ったこのバンドのライブには行けない、という悲しみだった。

 

次なんてないというのは、分かっている。今を大事にするべきだと言うのも分かるし、そうしているつもりだ。

それでも、いつ終わりが来るのかなんて、本当に分からない。世界は俺だけにそんなに甘くない。

 

所謂"推し"に限った事じゃなく、「今」好きな人に好きと伝えること、謝罪するべき人にごめんと言うこと、感謝している人にありがとうと言うことを大切にして生きていきたい。

そんなことを考えた。

 

・17歳になったタイミングで、新しい曲を出した。昨年はこのタイミングで「さよならフィフティーン」を出した。

今年の曲のタイトルは「step」。新しい、自分なりの1歩、という意味もありながら、俺の中では憧れの場所への階段、道程、という意味の方が大きい。

 

もう何度も言っているかもしれないけれど、俺は音楽で生きることを目指している。

それがどんなに狭き門かというのも分かっているつもりだし、俺なら簡単に行けるとも思っていない。

ステージの上に目をやるから成功例ばかりな訳で、下を見れば手も足も出ずに留まっていたり、階段の途中で滑り落ちたり、はたまたステージから転がり落ちた失敗例が腐る程転がっている。どちらになるのか、ステージへの階段に足を掛けられるのか。

 

今この瞬間にも、俺は歳をとっていく。周りも歳をとっていく。そして、変わっていく。

憧れの人に追いつく為に頑張っても、いつまでも今のままでいてくれる、訳が無い。

「大好きな人たちは ずっと すっと 変わっていってしまう」

そう、まさに、あのバンドのメンバーのように。

待って欲しい、けれど自分が待っているだけじゃ現状は何も変わらない。

向こうが変わってしまうなら、自分も変わればいい。

そう、別に変わることは悪いことなんかじゃない。

だから、「私ももう動き出す」。

変わっていく季節の中で。